ひとつ前にアップした話は、とある小説に出てきた主役でない人物に勝手にスポットライトを当てて、勝手に書いた話である。
勝手に書いた上に、こんな稚拙な駄文では、作家さんに怒られてしまうに違いないから、その小説のタイトルは伏せておくことにする。
もし、気づいても心の中でそっと失笑してください。気づかない人はささっと忘れて下さい。

とにもかくにも、私はその小説にかなり入り込んでしまった。
その物語の中に入って妄想していた。気づけば、主人公のリッチな男でもなく、難病の女性にでもなく、その女性の弟の目線で物語を見つめ直していた。

私にもっと技術があれば、スピンオフ小説を書いたところなのだが、頭の中に流れているドラマを文章に変換するのは私にはとても難しい。

こんなにも小説の世界に入り込むことはそうしょっちゅうない。
この素晴らしい小説を思い切り紹介したいところだが、稚拙な駄文の前では申し訳なくてやはり口に出せない。